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ハートのかたち

この1ヵ月、僕はある人に恋してたんですよ。


その人は僕と趣味の合う、地に足の着いた素敵な人。
はじめはただの興味だったのに、会う回を重ね、毎日電話とかメールをするうちに、もうね、なんなのこの感情。


一昨日会ったとき、その人は僕の誕生日に会えないことを知っていて、誕生日前にバースデーケーキをくれた。
プレゼント選びに、僕が欲しがっていたカバンをわざわざこっそり見に行ってくれていた。

僕のためにそれほどのエネルギーを使ってくれたことがすごくうれしかった。
並んで歩きながら、僕は心からニコニコしてた。


ああ、そうさ、誰になんて言われようとも、今度こそ本物だって思ったさ。



でも。

その日の別れ際、急によそよそしく、こう言われた。






「なんか私たち、楽しみ方が違うの」


なにその素早い心変わり。

風変わりな僕に突然愛想を尽かすことだってある、ええ、ちっとも驚きません・・・


・・・その人を車で送って、1人になったら苦しくて、区役所の前で停めてタバコを吸った。
気持ちを落ち着かせるのに2本分の時間。
何とか踏みとどまる、ああ、僕はまだ大丈夫だ、って。



そして、家に帰ってケーキの箱を開けたら、そこにはハートのかたちをしたチーズケーキ。






1人、声を出して泣いた。


僕に信仰はないけど、これはひどい仕打ちですよ神様。

チーズケーキをフォークでつつく僕は、みじめなほどに無力だ。



こんなふうにして僕はひとつ歳をとった。

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